中学3年生Lucaのゴールデンウィーク6日間・フランス語発音レッスン 〜Leçon 3 Lの発音〜 

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

レッスン3日目、前日練習した鼻母音は慣れないと意外に難しいので、今日も単語を使ったり、フランス語の早口言葉を使ったりして復習をしっかりしました。
前日に比べるとずいぶん良くなりました。

そして、今日はいよいよ、私にとっての宿題でもあったLの発音の練習です。

英語が得意な人は、日本人が苦手な、英語のLとRの使い分けがしっかり出来ているだけに、フランス語でも無意識にLを英語のそれと同じように発音してしまっているようなんです。
なので、Lucaにフランス語のLは実はとても簡単、日本語のLを発音する時と同じでほぼ問題ないことを伝えました。
これだけで気が楽になりますよね。

とは言っても、無意識に言ってしまっているところがあるようなので、英語とフランス語の違いも認識してもらわないといけません。
私なりに色々と調べて、英語とフランス語の決定的な違いが分かりました。
それは舌の位置にありました!

英語のLは舌の裏が見えるようになっているんですね。
それで、ちょっとこもったような音になるみたいです。
フランス語では、舌は前歯の上の方にちょっと触れれば良い程度です。

Lucaの英語っぽい発音を真似してみせると、本人も違いが分かったようです。

練習を進めると、Lの後ろに続く母音によっては、ちゃんと発音出来ていたり、まだまだ英語っぽく聞こえたり。

日本語のLで良いのですから、あとはもう慣れしかありません!

À bientôt
Shiorine

ティサージュでは現在通常のグループレッスンはお休みしていますが、オンラインレッスン、ティサージュルームでの個人レッスンは通常通り行っています。
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中学3年生Lucaのゴールデンウィーク6日間・フランス語発音レッスン 〜Leçon 2 鼻母音〜 後編

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

さあ、Lucaと鼻母音の実践です。

単語を例に挙げながら、3つの音を1つ1つ確認して行きました。

鼻母音は口の形、口のどこの位置でどのくらいの強弱で音を出すかで音を使い分けることができます。

単語を読みながら練習を進めていくと、英語が上手な人の特徴と思われる間違いがLucaにも見つかりました。

“Faim, parfum”など単語の最後の文字がmになると、本人は意識していないのかもしれませんが、口を閉じて「アム」とmの音を出してしまうのです。
つまり
“J’ai faim.”(ジェファン)「私はお腹が空きました」を、ジェファムと言ってしまっていました。
フランス語の鼻母音ではmを発音することは決してないので、語尾は口を開けっぱなしのままにするように伝えました。

ちなみに、単語を使って練習するときは、生徒さん達の記憶に残りやすいように「へぇ、そうなんだ!意外!変なの!」と何かしらの印象を与える単語をなるべく多く使うようにしています。

今回もLucaのために英語と語源が同じ単語、カタカナ語になっている単語などを意識して選びました。

例えば

Shampoing
Gingembre
Chopin

 文字を見れば、きっと日本語の想像がつきますよね???

正解は
Shampoing (シャンプワン)「
シャンプー」
Gingembre (ジャンジャンブル)「ジンジャー(生姜)」
Chopin (ショパン)「ショパン」

もちろんこれら全ての単語に鼻母音が使われています。

シャンプーをshampoingをシャンプワンと読むなんて、フランス語って変ですよね。
ジンジャーも分かるような分からないような・・・
ショパンは誰もチョピンって呼ぶ人はいませんよね?

 話が少しそれましたが、鼻母音の違いを聞き分けること、そして発音する練習の両方からアプローチしていきました。

初日からちょっと難しい内容になってしまったかもしれませんが、Lucaが口を良く動かすことをきちんと意識して、発音していたのはさすがです。

発音が上手になるにはやはり繰り返しの練習が必要。
まずは鼻母音には3つの音の違いがあるんだと言うことをLucaに認識してもらうことが第一目標のLeçon2でした。

À bientôt
Shiorine

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中学3年生Lucaのゴールデンウィーク6日間・フランス語発音レッスン 〜Leçon 2 鼻母音〜 前編

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)
レッスン2日目、今日から実際に発音の練習です。

と、その前に、フランス語を発音するときには、音節ともう1つ大事なことがあることをLucaに説明をしました。

それは何かと言うと、フランス語を学習したことがない方には意外に思われるかもしれませんが、フランス語ではとにかく口を良く動かします。

でも、昔流行った?「ナガジュバ〜ン、ハダジュバ〜ン、アザブジュバ〜ン」(古いかな・・・)みたいに、どちらかと言うと口の中でゴニョゴニョ言った方が、フランス語っぽいような気がしますね。

この「ナガジュバ〜ン・・・」は、鼻母音という鼻から抜ける音が強調されているので、あまり口を動かさないで言ってもフランス語っぽく聞こえます。

しかし、鼻母音だけがフランス語の発音ではありません。

フランス語は本来口を尖らせたり、丸くしたり、真横にしっかり開いたり、顎を突き出したりしながら、さらに口先、中、奥のどこの部分で音を出すかによって、様々な音が発声されています。
口の奥から音を出したかと思ったら、すぐに前に移動して音を出したり、とにかく
口がいつも忙しく動いているんです。
これらのことは、1つ1つの発音を学んでいくと、とても良く分かって来るのですが、今回は時間が限られているので、Lucaにはフランス語を話す時には、日本語や英語よりも、口を良く動かすことを意識してねとまず伝えました。
さあ、では実際に発音の練習に入りましょう。
まずは、例の「ナガジュバ〜ン、ハダジュバ〜ン、アザブジュバ〜ン」でピックアップされている鼻母音から。
鼻母音はフランス語らしい発音の代表格、「バ〜ン」の部分のことです。
これは日本語にはもちろん、英語にも存在しない音になります。
鼻母音と言う漢字が表しているように、鼻から抜けるように音を出すのが特徴です。
Bonjour ボンジュール こんにちは
C’est bon セ ボン 美味しい
Très bien  トレ ビヤン とても良い
フランス語を勉強したことがない人でも、この3つの言葉はきっと知っていますよね?
これらには全て鼻母音が含まれています。
鼻母音には大きく分けて①[ɑ̃] アン、② [ɛ̃] アン、③ [ɔ̃] オンと3種類あるのですが、カタカナで書いてしまうと①と②の「アン」の音の違いを表現することが出来ません。
でも①の[ɑ̃] アンは口を丸くして前方で音を出すのに対して、②の[ɛ̃] アンは口を横に開いて鋭い音を出すという、全く違った発音方法になります。
これを間違えて発音すると、全く意味の違った単語になってしまって、相手に話が伝わらないなんてことも起こります。

ここで前回のブログに出てきた、私のノルマンディーを旅した時の発音の失敗話に戻ります。

” Caen “「カン」と言う地名をホテルのフロントのおじさんにどうしても分かってもらえなかった原因の1つは音節の間違いでした。

そして、もう1つ、この鼻母音の間違いでもあったのです。
私たちは” Caen “の鼻母音は①で発音しなければならないところを、②の発音を使っていたのです。
例えが良いのか分かりませんが、日本語の食べる「パン」を「ポーン」と言っていたようなものです。
音節も鼻母音も違っていては、フロントのおじさんに伝わらないのは当然ですよね。

Lucaにもこの話をすると、「えー、そんなに違うんだ」とびっくりしていました。

懐かしいポストカードが出て来ました。

” Caen “の事は、この発音間違いの思い出だけで、他には何を見たかも全く覚えていないのがまた不思議・・・
長くなりましたので、この続きは次回のブログにて。

À bientôt
Shiorine

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中学3年生Lucaのゴールデンウィーク6日間・フランス語発音レッスン 〜Leçon 1 フランス語の音節〜

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

いよいよ始まったLucaのフランス語発音レッスン初日。
6日間と日数が限られているので、通常生徒さん達に行っているように、全ての発音を教えるわけにはいきません。
まずはフランス語の文章を読んでもらって、気になる発音のチェックを行いました。
さすがなかなか上手です、というかこれだけちゃんと読めていれば上等です。

英語の実力が相当あるので、彼女のフランス語は日本語訛りではなくどちらかと言うと英語訛りなんです。

それだけ英語が出来ていると言う事なので、すごいことですよね。

しかし困ったのは私。

英語っぽく聞こえる最大の要因は、Lの発音だということに気づきました。
でも、英語圏の人にフランス語の発音を教えたことなんてありません。

英語とフランス語のLの違いをどうやって説明すれば良いのか・・

うーん、これは私自身にとっても、勉強になるレッスンになりそうです!

と言うことで、実際に発音を教えるのは2日目からにして、初日はフランス語の音節について、そして英語の発音との違いなどのお話をしました。

まずはフランス語の音節の話から。
音節とは単語を発音する時に、リズミカルに発音するための「音の区切り」のことを言います。

例えば、
「こんにちは」を意味する“Bonjour” 、カタカナで書くと「ボ・ン・ジュー・ル」と音節が4つになりますが、フランス語では「ボン・ジュール」の2音節なんです。

さすがにBonjourほどメジャーな言葉は、日本人がたどたどしく「ボ・ン・ジュー・ル」と4音節で言っても、フランス人は理解してくれると思います。
でも、音節を間違えることで全く分かってもらえないこともあるんです・・・

Lucaにも話をした私の実体験があります。
大学2年生の時、友人と2人でノルマンディーを旅したことがありました。
その時に泊まったホテルでの出来事、フロントの人が「次はどこに行くの?」と聞いて来たので、”Caen “(カン)と言う街に行く予定だった私たち、”Nous allons à Caen “「カンに行きます」とさらりと答えました。
するとフロントの人が「何?どこ?」と言うので、「カン」と再び答える私達。
するとまた「え?どこだって?」となかなか通じません。
同じノルマンディー地方だし、どうして「カン」みたいな簡単な地名を分かってくれないのか不思議な私達、今度は「カ・ン」とゆっくりと発音して答えます。

そうしたら、「“ Cannes ” カンヌに行くのかい?」と言われて、どうしてノルマンディーにいるのに、南フランスの「カンヌ」が出てくるのか、全くわけが分かりません。

「カ・ン」、「カ・ン」とゆっくり繰り返しながらもちょっとイライラ。
どうしても分かってもらえないので、最後に字に書いて見せると「すぐに、あー、なんだCaenね!」って・・・

ホントに変なおじさんだなと思っていたのですが、フランス語を教え始めてから、やっとこの時の決定的な間違いに気づきました。

“Caen “は日本語では2音節になりますが、フランス語はたったの1音節なんです。
なので、私たちがおじさんに理解してもらおうと、「カ・ン」といくらゆっくり言ったところで、フロントのおじさんには2音節の別な単語にしか聞こえなかったんです。
おじさんには全く落ち度はなかったと言うことです。しかも、この” Caen “にはもう1つ落とし穴がありました。
それはLucaの2日目のレッスンのブログの中でお話ししたいと思います。

とにかく、この話からも分かるように、音節の区切り方を間違えると、こんな短い言葉さえ、いえ、短い言葉だからこそ、フランス人に耳馴染みのない音になってしまうため、理解してもらえなかったり、勘違いの元になりうるんです。
今となっては貴重な経験でした。
あの時のおじさんごめんなさい(笑)

Lucaもこのエピソードから、フランス語の音節の大切さを分かってくれたようでした。

音節のことについては、以前のブログにも書いていますので、良かったら読んでみてください。→フランス語の音節のレッスンをするきっかけは1冊のノートでした

実際に生徒さん達が間違えやすい音節についても、いずれまたブログに書きたいと思います。

ただ、Lucaの場合、音節を意識していなかったにも関わらず、最初から正しい音節で区切ることが出来ていたから大したものです。
日頃からフランス語の音声を良く聞いていて、無意識に区切る所を習得していたようです。

音節の解説の後に、英語特有の「DAY デ〜イ」と発音するような二重母音は、フランス語には存在しないこと、どちらかと言うとフランス人は二重母音を美しくないと思っているらしいことなどをお話ししました。
Lucaも英語ではこういうレッスンは受けたことがないらしいので、とても興味深そうに聞いてくれていました。
さあ、明日から実際に発音の練習をしていきます。

A bientôt
Shiorine

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中学3年生Lucaのゴールデンウィーク6日間・フランス語発音レッスン 〜プロローグ Prologue〜  

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

今年のゴールデンウィークはコロナ禍で自由に遊びに行くことも出来ませんでしたね。

そんな例年とは違ったゴールデンウィークに、小学生の頃からティサージュの「子どものフランス語」に参加してくれているLucaが、オンラインで6日間のフランス語の発音レッスンを受けることになりました。
Lucaは私の友人の娘さんで、彼女が生まれたばかりの時に私がプレゼントした、フランス語の子供向けの歌のCDを、ずっと聴いて育っているんです。
もちろん今ではすっかり忘れていますが、当時はCDに合わせて一緒に歌っていたそうです。
そのLucaが、物心がつくとまずは英語に興味を持って、積極的に英語学習をするようになりました。
その習得力は本当に素晴らしく、中学3年生で、英検1級にチャレンジする程の実力の持ち主になったんです!
そして、フランス語はと言うと、中学2年生の時に仏検の4級、5級のダブル受験に挑戦!(しかも独学です)、5級は満点の成績で、なんとフランス大使館賞を受賞!(こんな賞があることさえ知りませんでした・・・)と言う素晴らしい結果に。
小さい頃から語学に親しんでいるだけでは、さすがにここまで上達はしないと思うので、もちろん本人の努力、親御さんの育て方、様々な要因はあると思います。
でも、1番はLucaが語学を学ぶことを楽しいと感じているからではないでしょうか!
やっぱり何をするにも“好き“、“楽しい“が必要ですよね。
そんなLucaですが、今年は受験生なので、残念ながらフランス語はしばらくお休み。
と言っていたものの、コロナ禍でどこにも遊びにも行けないため、ゴールデンウィークの間だけ、子ども向けのレッスンとは別の、ティサージュのフランス語の発音レッスンを受けることになったんです。
私も同じ人に毎日続けて発音を教えるのは初めてのこと、どんなレッスンになったのかお楽しみに。

À bientôt
Shiorine

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ティサージュガーデンのハーブや野菜をYouTubeで紹介しています

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

緊急事態宣言の発令で中止になってしまった「おそとティサージュ」・・・
この日のために私もいつもよりも気合を入れてハーブ達を育てていたので、本当に残念です。

皆さんを直接お出迎えすることは出来なくなったので、せめて動画で見ていただこうと思って、先日ティサージュガーデンからインスタライブを発信してみました。

ハーブと野菜の紹介もしています。

まだまだライブ配信は不慣れなので、お見苦しいところもあるかもしれませんが、良かったらご覧になってみて下さい。

A bientôt
Shiorine

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あなたの好きなお菓子は何ですか?とフランス人に質問してみると・・・

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

4月のクラブパティスリーで、Œufs à la neigeウフ・ア・ラネージュを美味しくいただいた後は、ちょっとおしゃべりタイム。

Mignonさんが「お母さんが作るお菓子で、あなたの好きな物は何ですか?」とAnnie達に質問をしたことから広がっていったお菓子トークがとても興味深いものだったんです。

Amélieはフォンダンショコラに、今回作ったCrème anglaiseアングレーズソースを添えて食べるのが一番好きなんだそうです。
うーん、すごく美味しそうだけどカロリーは高そう。
さすがフランス人ですね。

それから、Amélieはプラリネ入りのブリオッシュも大好きだそうです。
プラリネ入りのブリオッシュと言えば、黒木華ちゃんが「旅するフランス語」の時に、リヨンのパン屋さんで作っていましたよねー。
ピンクのプラリネと言えば思い出す方もいるかな?
作るのにとても時間がかかるそうなので、残念ながらクラブパティスリーでは出来そうにありませんが、いつか食べさせてもらいたいな。

お姉ちゃんのMarietteはと言うと、食いしん坊なので色んなものが好きだけど・・・やっぱりウフ・ア・ラ・ネージュかなぁと言っていました。
最近は家族みんな仕事が忙しくて、あまりお菓子を家で作ることがなくなったそうなので、久しぶりにウフ・ア・ラ・ネージュが食べられて嬉しそうでした。

以前ティサージュのクラブパティスリーでも生徒さん達と一緒に作ったことがある、Riz au lait リオレは?と聞いてみたら、3人揃って「Ah ouiiiii !」。
やっぱりリオレは人気なんですね。
そう言えば、リオレのレシピもAnnieにもらったんでした!

次に話題に出てきたのが、gâteau de semoule。

おぉ、semouleってめちゃくちゃ懐かしい!
リヨンにいた頃semouleを使ったスープを母が友達から習って、それがすっごく美味しくて私達家族のお気に入りだったんです。
Semouleと言う言葉を聞いて母の目がキラキラしていました。
フランス人との会話は認知症予防にも良さそうです(笑)

ちなみにsemouleとは、クスクスを食べるときに使う一応パスタ(はっきりしたことがいまいち分からないのですが・・・)で、日本で買えるクスクス用のパスタよりも更に小粒タイプなんです。

ラム酒、レーズンが入った日本人にはいまいち想像のしにくいお菓子のようです。
作ってみたいけど、日本にはsemouleは売っていないのよと言うと、彼女達がフランスから送ってくれると言うんです!
この親子は本当に、なんて優しいんでしょう。

と言うことで、今年のうちに、クラブパティスリーで日本では絶対に食べられないgâteau de semouleを作ることになりました。
これはかなり楽しみです!

最後にお母さんのAnnieにも聞いてみると、「亡くなったご主人が作ってくれていたReine de Saba」が好きとのこと。

Reine de Saba?

サバと聞いて、姪っ子も元気を意味するça vaと勘違いしてキョトンとしています。

Reineが女王なので、サバの女王、サバはエチオピアの昔の女王様の名前のようです。
どうやら外見がツヤツヤしたチョコレートのケーキなので、女王様の肌の色を取ってこの名前がついたみたいです。

サバの女王と言われてもぴんと来なかったのですが、後から調べてみると、旧約聖書に出てくるシバの女王のことでした。

これまた日本ではほとんど知られていない、Reine de Sabaもいずれ教えてもらえることになりましたよ!

これから先のレシピも次々と決定して、クラブパティスリーってば楽しみすぎ!
次回の予定が決まり次第お知らせいたします。

A bientôt
Shiorine

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5月29日(土)の「おそとティサージュ」は中止します。

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

残念なお知らせです。

福岡県で緊急事態宣言が発令されたことにより、5月29日(土)の「おそとティサージュ」は中止といたします。

せっかく日本にいながらも、フランスっぽい休日を過ごしていただこうと思っていたのに、本当に残念でなりません。 

いつかまた開催できたら良いなと思っています。

皆様もくれぐれもご自愛ください。

A bientôt
Shiorine

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「おそとティサージュ〜フレンチピクニック&ティサージュガーデンのハーブ摘み体験」を行います

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

「おそとティサージュ〜フレンチピクニック&ティサージュガーデンのハーブ摘み体験」のお知らせです。

5月は久しぶりに新緑の美しい早良区脇山で「おそとティサージュ」を行います。

過去の「おそとティサージュ」の様子はこちらからご覧ください
「おそとティサージュ ブルーベリー狩り&フレンチピクニック 2017」 
「おそとティサージュ ブルーベリ狩り 2016」
「おそとティサージュ 山登り 2015」

お昼に集合して、フレンチランチとティサージュガーデンのハーブの摘み取り体験が出来るイベントです。

まずは脇山のシンボルの田んぼ道を歩きながら、ピクニックの場所脇山中央公園へと向かいます。
山々に囲まれた、広々としたとても気持ちの良い公園です。

ランチは那珂川のキッチンカー、Nキッチンの野田シェフ特製ビーガン・フレンチランチをいただきます。
手作りパンに、カラフルなビーガン惣菜を、自分で好きなように挟んで食べましょう。

ティサージュガーデンのハーブもぜひ一緒に召し上がってくださいね(農薬は一切使っていません!)。

フレンチランチと言えばもちろん食後のデザート付き、どんなスイーツが食べられるかはお楽しみ。

ランチを堪能したあとは、食後の運動タイムです。

田舎ののんびりとした小道を通り抜けながら、ゆっくりお散歩をしながらティサージュガーデンへ向かいましょう。

ティサージュガーデンでは、Shiorineが愛情を込めて育てたハーブ達が皆様をお出迎えします。

カモミール、マロウ、フェンネル、レモンバームなどのハーブの摘み取り体験が出来ますよ(写真は今の時期のものなので、ハーブの種類は変わります)。

もちろんお持ち帰りOKなので、家に飾ったり、料理に使ったりしてください。

フランスの田舎に行ったつもりで、自然とたわむれる休日。

ティサージュガーデンで畑仕事をする中で、この喜びを独り占めするのではなく、誰かと共有したいなと、いつも思っていた私。
やっとカタチにすることが出来ました。

ご参加お待ちしています。

「おそとティサージュ〜フレンチピクニック&ティサージュガーデンのハーブ摘み体験」

【日時】5月29日(土)11時30分〜14時頃

【集合場所】西鉄バス城の原停留所前 ラ ポルト駐車場(お車の方はラ ポルトの駐車場をご利用ください)

【参加費】3000円(ランチ代込み)

【お申し込み】このブログのお問い合わせページからお申し込みください。

【参加締め切り】5月24日(月)※24日以降のキャンセルはご遠慮ください

【その他】飲み物は各自ご持参ください
お子様のご参加はご相談ください
歩きやすい、汚れても良い靴でお越しください
コロナの状況により中止または延期になる可能性があります

※その他ご質問があれば、お気軽にお問い合わせください。

A bientôt
Shiorine

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本場のウフ・ア・ラネージュのお味はSuper bon !

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

さあ、ウフ・ア・ラネージュŒufs à la neigeが出来上がりました。
そして、みんなには言えないけれど内心ドキドキの試食タイムです。

日本では夕方の6時30分でしたが、フランスはちょうどお昼ご飯前の11時30分。
Amélie達は、この後友達の家にランチに招待されていて、ウフ・ア・ラネージュŒufs à la neigeをデザートに持って行くそうです。

ということで、豪快にボールに全てを入れていました。
普段はこんなことしないけど、持って行くのが大変だからねと。

お家ではこんな風にして食べるそうです。

お菓子作りが大得意のMignonさんの作品は、卵白の形から盛り付け、写真の撮り方に至るまでもうparfait!完璧です。
卵白はアイスクリームディッシャーを使ったそうです。
いつものことながら本当に素敵。

私はティサージュガーデンのカモミールを添えてみました。
一緒に作った姪っ子がお腹が空いたので早く食べたい食べたいと言っています。

お待たせしました。
実食です。

先に食べ始めたMignonさんが「うん、美味しい!C’est bon !うーんC’est bon ! C’est bon !」。
なんとC’est bon ! の言葉を連発しています。

その声を聞いてホッと一安心、私も口にしてみると、あら?美味しいではないですか!
美味しいを通り越してSuper bon !すっごく美味しいです !

姪っ子はもちろん、40年近く前のレシピノートに「Ce n’est pas bon」(美味しくない)と書いていた母も、「あら?美味しいわね!」と言っています。

当時私たちが美味しくないと感じたのは、きっと卵白にも砂糖がたくさん入っていて、日本人の私たちにはきっと甘ったる過ぎたんだと思います。

みんなにやっと実は昔食べた時は美味しいと思わなかったんだ・・・と告白すると、?Marietteがすかさず、私たちの教え方が良いからよと自慢げに言っていました。

ウフ・ア・ラネージュŒufs à la neigeさん、40年近くも疑っていてごめんなさい。
今回Annieに教えてもらえて本当に良かったです。

美味しくいただいた後はおしゃべりタイムです。
Mignonさんが、Annie達の好きなお菓子は何?と質問してくれたことで、スイーツ話に花が咲きました。

A suivre
次回に続きます

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