Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)
Lucaのフランス語発音レッスン4日目、後半は[y](ユ)の音を練習しました。
ちなみに、この[y]は、ティサージュで週に1度のレッスンを受けている生徒さんMignonさんが、今まさに「出来ないんです〜」と悩んでいる音です。
フランス語と言えばR(エール)の発音が1番難しいと思われています。
でも、Rは練習すれば、誰でも発音出来るようになると、日頃から生徒さん達を見ていて感じます。
ティサージュの生徒さん達はお風呂場で練習して、上手に発音出来るようになった方が多いみたい(笑)、ぜひ試してみてください。
発音全般に苦手意識を持っているMignonさんも、Rにとても悩まされていた一人です。
少し時間はかかりましたが、今ではちゃんと発音出来るようになっているんですよ。
近ごろMignonさんが、「私[y]の音が出来なくて〜」なんて悩んでいるのを聞くと、Mignonさんもそこまで上達したんだなと嬉しくなってしまいます。
こちらはDenis先生のParis(パリ)のRの発音についてのレッスン風景!
食事も美味しかったなぁ。
では、早速[y]の音について。
[y]は前回例に挙げたように
“tu” ( テュ)「君」や、”salut”(サリュ)「やあ」、などの単語に使われている音です。
この[y]の音の出し方は
1.まず口を思い切り左右に引いて「イ」の形を作ります
2.舌の先は下の前歯の裏につけておいてください
3.次に「イー」と言ったまま、唇だけ前に突き出していきます。舌の位置はずっとそのままですよ!
4.唇の形が変わっただけですが「イ」ではなく日本語の「ユ」に近い音になっていませんか?
これを何度も繰り返し練習して、まずは口の形を覚えることが大事です。
もう1つ大事なのは、[y]と[u]の音を何度も聞き比べて、違いをはっきりと聞き分けられるようになることです。
[y]と[u]の違いを単語を挙げながら、さらに説明していると、Lucaが「あー!!!これ仏検のリスニングの試験で間違えたやつだ!」と教えてくれました。
リスニングに、“sur “(シュール)「〜の上に」、と”sous”(スー)「〜の下に」のどちらかを選択する問題があって、間違えてしまったらしいのです。
A: Mon chat est sur la table. 私の猫はテーブルの上にいます。
B :Mon chat est sous la table. 私の猫はテーブルの下にいます。
Aの文章のsur(シュール)のRの音はあまり強く発音されないので、ほとんどシューに聞こえてしまいます。
なのでとsur(シュール)とsous(スー)の[y]と[u]の音の違いだけで、全く違った意味になってしまうので要注意なんです!
Lucaにとっても[y]と[u]を練習したことが、仏検のリスニングの失敗の発見になったようで良かったです。
さあ、明日は5日目、最初に気になっていた発音はだいぶ良くなって来たので、明日はLucaがまだ理解していなさそうな、アクセント記号を学びながら発音の復習をして行きます。
A bientôt
Shiorine
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