中学3年生Lucaのゴールデンウィーク6日間・フランス語発音レッスン 〜Leçon 4 ouとuの発音〜 前編

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

Lucaのフラン語発音レッスンも早くも4日目となりました。

今日も鼻母音、そしてLの発音の復習から。

Lucaがまだ少し苦手そうな鼻母音。
特に「アン」にはan,am,en,in,ain,un, um などなど綴りのパターンが沢山あって、どれがどの「アン」なのかを覚えておくのも難しい所です。
これもはっきり言って色々な単語を覚えて慣れるしかないので、新しい単語を使ってさらに復習しました。

続いて、今日は母音の中でも特に難しい言われる[u](ウ)と[y](ユ)の発音を練習しました。
綴りで言うと
[u] vous(ヴ)「あなた、あなた方」
bonjour (ボンジュール)「こんにちは」
[y] tu (テュ)「君」
salut(サリュ)「やあ」

以前のブログの中にも書いたことがあるかもしれませんが、とりわけ[u]には私もとっても苦い思い出があります。

それは一昨年生徒さん達を連れて初めての「旅するティサージュ2019 Paris」に出かけた時のことでした。
マルシェで買ってきた食材を使って夕食を作り、友人のDenisをアパルトマンに招待し、みんなで楽しい時間を過ごしました。

おしゃべりしている時に発音の話になって、私が[u]の発音が苦手だと言うと、急にスパルタ先生に変身したDenis。
フランス人って自分たちの美しい言語に誇りを持っているからなのか、外国人の発音を直すのが大好きなんです。

生徒さん達がひとりずつ合格をもらっていく中で、私だけが教えられた通りに発音しているつもりでも、”Non”、”Non”、”Non”のダメ出しがひたすら続きました。

“Non”の連続(もちろんDenisには全く悪気はないのですが、”Non”と言われることにあまり慣れていない日本人には、意外に突き刺さる言葉です)と、生徒さん達の前で自分だけが上手に言えない恥ずかしさもあって、どんどん落ち込む私。
最後の方でなんとかOKをもらったのですが、この時のことはずっと忘れられません。

でも、この経験があって、[u]の発音のコツをマスターしたのでDenisには本当に感謝しています。

この苦いエピソードをLucaに披露して、早速[u]の練習です。

Denisから教えてもらった時は、狼の遠吠えと言われたのですが、日本人には犬の遠吠えの方がイメージしやすいかもしれません、とにかくこの遠吠えをまず2人でやってみました。

Lucaのお母さんが別の部屋で聞いていたら、娘の頭がおかしくなったんじゃないかと思われたかもしれませんね(笑)

[u]の口の形はまさにこの遠吠えの形です、口を丸くして顎を突き出します。

これだけなら簡単なはずなのに、私が合格させてもらえなかったのは、音を出す場所を間違えていたのです。
私は口の中間から音を出していたので、こもった音になるは顎は疲れるわ・・・
単純に唇の近くから音を出せば良かったんです!

この2つのコツを教えたのでLucaも[u]はスムーズにマスター出来ました。

続いては[y]の練習です。
ですが、この続きは次回のブログにて。

À bientôt
Shiorine

ティサージュでは現在通常のグループレッスンはお休みしていますが、オンラインレッスン、ティサージュルームでの個人レッスンは通常通り行っています。
オンラインはなんだか苦手と言う方も、お気軽にお問い合わせください。

「ティサージュのフランス語プチレッスン」のホームページが出来ました。
*福岡のアットホームなフランス語教室 * 「ティサージュのフランス語プチレッスン」*参加者募集中