Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Vous allez bien ?
♪ Loin des vieux livres de grammaire Écoutez comment un beau soir ♪
古い文法書から離れて ある夜どのように・・・
NHKの「まいにちフランス語」の今シーズンの放送が、あと数日で終了ですね。
番組で紹介されたかどうかは定かではありませんが、この番組のテーマソング« Avoir et Être »は一体誰が歌っているのかご存知ですか?
私はこの曲を最初に聞いた瞬間に、これはもしかして彼?と思わずにはいられませんでした。
その人の名はYves Duteil(イヴ・デュテイユ)。
当時、子供の向けの歌のシンガーソングライターとして、とにかく人気があった人なんです。
私がフランスの小学校で音楽の時間に歌っていたのも彼の歌、日本に帰国する際に、友達がプレゼントしてくれたレコードも彼のもの。
レコードはもちろん今でも大事にしています。
Yves Duteilの穏やかで優しい歌声を聞くと、フランスの懐かしい思い出が蘇ってくるので、今でも時々ふと聞きたくなるんですよ。
フランスに留学していた頃、彼のコンサートに行くつもりだと同年代のフランス人の友人に話したら(結局そのコンサートはYvesが病気になって中止になってしまいましたが・・・)、「えー、信じられなーい!日本人だから許すけど絶対ありえない!」と言われたことがあります(笑)
20歳そこそこの若者が、由紀さおりのコンサートに行きたいんだと言ったような感じでしょうか?
その友人は特にロック系の音楽が好きだったので、あり得ない!と思うはずですよね。
そんな彼が2004年にリリースした« Avoir et Être »、このタイトルはフランス語の中でも代表的な動詞、英語でいうhaveとbe動詞のことですが、この2つの動詞の関係が、双子の兄弟に置き換えられて歌われています。
いかにもフランスって感じですよね、日本に文法のことを題材にした歌なんてあるかしら?
彼の代表曲は« Prendre un enfant »(子供を抱いて)です。
♪ Prendre un enfant par la main Pour l’emmener vers demain ♪
子供の手を取る 明日へと導いていくために
子供への愛情たっぷりのこの曲を、大変気に入った私の父。
日本に帰国後、誰も知るはずのないこの歌を、知り合いの結婚式に出るたびにこの歌っていたそうです。
確かにゆっくりしたテンポの穏やかな曲ではありますが、そんなに歌が得意な方ではなかったし・・・
うーんチャレンジャー・・・
私が大好きなのは”Le petit pont de bois” 小さな木の橋
かつて僕たちが渡っていた橋を覚えているかい
テンポの良い曲なので、みんなで元気一杯歌ったものです。
この曲を聞くと、今でも教室の光景が思い浮かぶんです。
かなり古い曲ではありますが、フランス語を学んでいる方にはおすすめ曲ばかりです。
YouTubeやApple Musicでも沢山聞くことが出来ます。
興味がある方はぜひ検索してみてくださいね。
À bientôt
Shiorine
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