中学3年生Lucaのゴールデンウィーク6日間・フランス語発音レッスン 〜Leçon 2 鼻母音〜 後編

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

さあ、Lucaと鼻母音の実践です。

単語を例に挙げながら、3つの音を1つ1つ確認して行きました。

鼻母音は口の形、口のどこの位置でどのくらいの強弱で音を出すかで音を使い分けることができます。

単語を読みながら練習を進めていくと、英語が上手な人の特徴と思われる間違いがLucaにも見つかりました。

“Faim, parfum”など単語の最後の文字がmになると、本人は意識していないのかもしれませんが、口を閉じて「アム」とmの音を出してしまうのです。
つまり
“J’ai faim.”(ジェファン)「私はお腹が空きました」を、ジェファムと言ってしまっていました。
フランス語の鼻母音ではmを発音することは決してないので、語尾は口を開けっぱなしのままにするように伝えました。

ちなみに、単語を使って練習するときは、生徒さん達の記憶に残りやすいように「へぇ、そうなんだ!意外!変なの!」と何かしらの印象を与える単語をなるべく多く使うようにしています。

今回もLucaのために英語と語源が同じ単語、カタカナ語になっている単語などを意識して選びました。

例えば

Shampoing
Gingembre
Chopin

 文字を見れば、きっと日本語の想像がつきますよね???

正解は
Shampoing (シャンプワン)「
シャンプー」
Gingembre (ジャンジャンブル)「ジンジャー(生姜)」
Chopin (ショパン)「ショパン」

もちろんこれら全ての単語に鼻母音が使われています。

シャンプーをshampoingをシャンプワンと読むなんて、フランス語って変ですよね。
ジンジャーも分かるような分からないような・・・
ショパンは誰もチョピンって呼ぶ人はいませんよね?

 話が少しそれましたが、鼻母音の違いを聞き分けること、そして発音する練習の両方からアプローチしていきました。

初日からちょっと難しい内容になってしまったかもしれませんが、Lucaが口を良く動かすことをきちんと意識して、発音していたのはさすがです。

発音が上手になるにはやはり繰り返しの練習が必要。
まずは鼻母音には3つの音の違いがあるんだと言うことをLucaに認識してもらうことが第一目標のLeçon2でした。

À bientôt
Shiorine

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