Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)
それだけ英語が出来ていると言う事なので、すごいことですよね。
しかし困ったのは私。
英語とフランス語のLの違いをどうやって説明すれば良いのか・・
うーん、これは私自身にとっても、
と言うことで、実際に発音を教えるのは2日目からにして、
まずはフランス語の音節の話から。
音節とは単語を発音する時に、リズミカルに発音するための「音の区切り」のことを言います。
例えば、
「こんにちは」を意味する“Bonjour” 、カタカナで書くと「ボ・ン・ジュー・ル」と音節が4つになりますが、フランス語では「ボン・ジュール」の2音節なんです。
さすがにBonjourほどメジャーな言葉は、日本人がたどたどしく「ボ・ン・ジュー・ル」と4音節で言っても、フランス人は理解してくれると思います。
でも、音節を間違えることで全く分かってもらえないこともあるんです・・・
そうしたら、「“ Cannes ” カンヌに行くのかい?」と言われて、どうしてノルマンディーにいるのに、南フランスの「カンヌ」が出てくるのか、全くわけが分かりません。
「カ・ン」、「カ・ン」とゆっくり繰り返しながらもちょっとイライラ。
どうしても分かってもらえないので、最後に字に書いて見せると「すぐに、あー、なんだCaenね!」って・・・
ホントに変なおじさんだなと思っていたのですが、フランス語を教え始めてから、やっとこの時の決定的な間違いに気づきました。
なので、私たちがおじさんに理解してもらおうと、「カ・ン」といくらゆっくり言ったところで、フロントのおじさんには2音節の別な単語にしか聞こえなかったんです。
おじさんには全く落ち度はなかったと言うことです。しかも、この” Caen “にはもう1つ落とし穴がありました。
それはLucaの2日目のレッスンのブログの中でお話ししたいと思います。
とにかく、この話からも分かるように、音節の区切り方を間違えると、こんな短い言葉さえ、いえ、短い言葉だからこそ、フランス人に耳馴染みのない音になってしまうため、理解してもらえなかったり、勘違いの元になりうるんです。
今となっては貴重な経験でした。
あの時のおじさんごめんなさい(笑)
Lucaもこのエピソードから、フランス語の音節の大切さを分かってくれたようでした。
音節のことについては、以前のブログにも書いていますので、良かったら読んでみてください。→フランス語の音節のレッスンをするきっかけは1冊のノートでした
実際に生徒さん達が間違えやすい音節についても、いずれまたブログに書きたいと思います。
ただ、Lucaの場合、音節を意識していなかったにも関わらず、最初から正しい音節で区切ることが出来ていたから大したものです。
日頃からフランス語の音声を良く聞いていて、無意識に区切る所を習得していたようです。
A bientôt
Shiorine
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