エリック・ロメールの「緑の光線」

Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)

先日BSで放映されるのをたまたま知って、エリック・ロメールの映画「Le Rayon Vert(ル レィヨン ヴェーる)緑の光線」を見ました。

これは緑繋がりで、今年はほんの少ししか実らなかったオキナワスズメウリ

「恋人と別れた主人公が、ヴァカンスを一緒に過ごす予定だった相手にもドタキャンされて、なんとかして充実したヴァカンスを過ごそうと行動すればするほど、孤独に陥っていくけれども」と言ったようなストーリーです。

この映画は、その昔大学生の時に、教授のお勧め映画と言うことで、授業で一度見たことがありました。

ベネチア映画祭金獅子賞受賞の傑作だったのですが・・・
当時の私にはとってもとってもとっても退屈に感じて、この映画のどこが良いのかさっぱり分からず、私の中で「エリック・ロメール=理解不能」と言うレッテルが張られてしまいました。

それが今回は、フランス語の聞き取りの勉強に流しておこうという位の気持ちで見ていたのに、話が進むにつれて主人公の気持ちに妙に共感出来て、目が離せなくなってしまいました。
人生経験を積むと、とらえ方も全く変わるんですねー。
エリック・ロメールの他の映画も見て見たくなりました!

ただ、ただ、フランス映画に出てくる主人公クラスの俳優さんって、ことごとく私の好みではありません。
この気持ちもあと20年もすれば見方が変わるのでしょうか・・・

今年は日仏交流160周年、先日皇太子様もフランスに行かれていましたね。
その関係か、今月のBSシネマではフランス映画が何本も放映されています。
良かったら見てみてくださいね。

A bientôt !
Shiorine

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