Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Comment allez-vous ?
前回の日仏の階数の違いのややこしいお話、理解していただけましたか?
今日載せている写真はデパートのものでなくて、確かモンパルナス駅?で撮った写真ですが、ここにも1、0、−1の数字が並んでいるのがお分かりでしょうか。
ちなみに、生徒さんから質問があって、世界中の国に住んだことがある友達に聞いてみたら、イギリスやフランスでは0階が存在しますが、アメリカでは日本と同じ数え方だそうです。
アメリカの占領下や、日本のようにアメリカの影響を受けた国はアメリカ式の言い方なんですね。
階数の数え方1つで、世界の歴史が見えて来ます。
では、フランス語の解説です。
ギャラリーラファイエットの階数は以下の通りです
Premier sous-sol 地下1階
Rez-de chaussée 1階
Premier étage 2階
Deuxième étage 3階
Troisième étage 4階
Quatrième étage 5階
Cinquième étage 6階
Sixième étage 7階
Septième étage 8階
Premierは日本でもプルミエホテルなど、ホテルの名前やお店の名前に使われていることがあるので、なんとなく覚えやすいかもしれません。「1番目の」という意味があります。
Sous-solのsousは「〜の下に」という前置詞で、solは「地面、床」です。
Premier sous-sol、地面の下にある1番目、地下1階です。
Rez-de chaussée、chausséeが車道、rezには水平という意味があるそうなので、車道に面した階とでも言うべきでしょうか、面白い呼び方です。
これが1階になります。
0階は数字の0ではなくて、RCと書かれていることもよくあります。
フランス語を全然知らない人にとっては、きっと謎の文字でしょうね。
続いて地下1階にも出てきたpremierは1番目の、étageが階。
Premier étageこれが、間違えないでくださいね、2階です!
ちなみに地下の場合はétageはつきませんのでご注意を。
Deuxièmeは2番目の階で3階
Troisième3番目の階で4階
Quatrième4番目の階で5階
Cinquième 5番目の階で6階
Sixième6番目の階で7階
Septième7番目の階で 8階
以上が階数のフランス語です。
日本式から1つ引くだけですが、やっぱりややこしいですよね。
ただ、気づいたのですが、私たちが階段を登る時って、どうやって数えますか?
スタート地点が0で、1段上がったところが1、2段あがった所が2ですよね?
あら、これってフランス式じゃないの?
皆さん、フランスに行ったときは、階数じゃなくて、階段をイメージすることにしましょう!
カタカナのふりがなをふると、フランス語とはかけ離れた発音で覚えてしまうことになるので、あえてつけていません。
正しい発音が知りたい方はぜひティサージュのフランス語プチレッスンへお越しください。
フランス帰国子女のShiorineが丁寧にお教えします。
次はいよいよ、フロアを探検してみましょう。
皆さんはフランスのデパートで何が買いたいですか?
À bientôt
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