Bonjour à tous, Shiorineシオリーヌです:-)
4月のクラブパティスリーで、Œufs à la neigeウフ・ア・ラネージュを美味しくいただいた後は、ちょっとおしゃべりタイム。
Mignonさんが「お母さんが作るお菓子で、あなたの好きな物は何ですか?」とAnnie達に質問をしたことから広がっていったお菓子トークがとても興味深いものだったんです。
Amélieはフォンダンショコラに、今回作ったCrème anglaiseアングレーズソースを添えて食べるのが一番好きなんだそうです。
うーん、すごく美味しそうだけどカロリーは高そう。
さすがフランス人ですね。
それから、Amélieはプラリネ入りのブリオッシュも大好きだそうです。
プラリネ入りのブリオッシュと言えば、黒木華ちゃんが「旅するフランス語」の時に、リヨンのパン屋さんで作っていましたよねー。
ピンクのプラリネと言えば思い出す方もいるかな?
作るのにとても時間がかかるそうなので、残念ながらクラブパティスリーでは出来そうにありませんが、いつか食べさせてもらいたいな。
お姉ちゃんのMarietteはと言うと、食いしん坊なので色んなものが好きだけど・・・やっぱりウフ・ア・ラ・ネージュかなぁと言っていました。
最近は家族みんな仕事が忙しくて、あまりお菓子を家で作ることがなくなったそうなので、久しぶりにウフ・ア・ラ・ネージュが食べられて嬉しそうでした。
以前ティサージュのクラブパティスリーでも生徒さん達と一緒に作ったことがある、Riz au lait リオレは?と聞いてみたら、3人揃って「Ah ouiiiii !」。
やっぱりリオレは人気なんですね。
そう言えば、リオレのレシピもAnnieにもらったんでした!
次に話題に出てきたのが、gâteau de semoule。
おぉ、semouleってめちゃくちゃ懐かしい!
リヨンにいた頃semouleを使ったスープを母が友達から習って、それがすっごく美味しくて私達家族のお気に入りだったんです。
Semouleと言う言葉を聞いて母の目がキラキラしていました。
フランス人との会話は認知症予防にも良さそうです(笑)
ちなみにsemouleとは、クスクスを食べるときに使う一応パスタ(はっきりしたことがいまいち分からないのですが・・・)で、日本で買えるクスクス用のパスタよりも更に小粒タイプなんです。
ラム酒、レーズンが入った日本人にはいまいち想像のしにくいお菓子のようです。
作ってみたいけど、日本にはsemouleは売っていないのよと言うと、彼女達がフランスから送ってくれると言うんです!
この親子は本当に、なんて優しいんでしょう。
と言うことで、今年のうちに、クラブパティスリーで日本では絶対に食べられないgâteau de semouleを作ることになりました。
これはかなり楽しみです!
最後にお母さんのAnnieにも聞いてみると、「亡くなったご主人が作ってくれていたReine de Saba」が好きとのこと。
Reine de Saba?
サバと聞いて、姪っ子も元気を意味するça vaと勘違いしてキョトンとしています。
Reineが女王なので、サバの女王、サバはエチオピアの昔の女王様の名前のようです。
どうやら外見がツヤツヤしたチョコレートのケーキなので、女王様の肌の色を取ってこの名前がついたみたいです。
サバの女王と言われてもぴんと来なかったのですが、後から調べてみると、旧約聖書に出てくるシバの女王のことでした。
これまた日本ではほとんど知られていない、Reine de Sabaもいずれ教えてもらえることになりましたよ!
これから先のレシピも次々と決定して、クラブパティスリーってば楽しみすぎ!
次回の予定が決まり次第お知らせいたします。
A bientôt
Shiorine
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