Rの発音もへっちゃら!?子どもたちの素直な耳に驚かされたフランス語ボランティア初日レポ

Bonjour à tous, Shiorineです。

今月から、月に一度、アンビシャス広場に集まる子どもたちに、ボランティアでフランス語を教えることになりました。
アンビシャス広場は福岡県の事業で、子どもたちが放課後などに集まり、自主的に遊んだり学習したりできる「子どもたちの居場所」です。
今回はご縁があり、私が通っていた小学校区の七隈公民館で行われているアンビシャス広場で、ボランティアをさせていただくことになりました。
初めての試みで少し緊張もありましたが、初回のレッスンを無事に終えることができました。

この日集まってくれたのは、2年生の女の子4人。
彼女たちはフランス語を習うことを事前に知らされていなかったものの、すぐに打ち解け、予定していた30分があっという間に過ぎてしまいました。

この日はフランスの紹介をする内容を用意していましたが、子どもたちは私の想像を超えてさまざまなことを知っており、驚かされました。

さらに感心したのは、耳で聞いた音をそのまま自然に発音できること。
私がフランス語で言う単語を、ためらうことなくすぐに繰り返してくれました。
特に、多くのフランス語学習者が苦手とする「R」の発音も、誰も「できない」とは言わず、聞こえたままの音で再現していました。
私のニックネームがShiorineだと言った時も、「なんだかおじいちゃんみたい」と言う子がいたのですが、Rの音に何か違和感を感じたからなんでしょうね。
それでもShioriiiiineとRの音を真似て発音してくれていました。
この反応は面白かったです。

私は小学校5年生の時にフランスの学校に通い始め、Rの発音に苦戦して何度も家で練習した記憶があります。
それを思い出しながら、年齢が低いほど自然に音を受け入れられることを改めて実感しました。
年齢や経験によって教え方を変える必要があるという発見もあり、とても興味深い経験でした。

レッスンでは、「フランス人はごはんの時にお箸を使う?」というような、はい(Oui)か、いいえ(Non)で答えるクイズも行いました。

「Non」の問題では、フランスの友人がおにぎりをナイフとフォークで食べている写真を見せると、子どもたちは興味津々。



こうした身近な話題から、自然に文化の違いを感じてもらえたように思います。

今回、私をボランティアに誘ってくださった方から、こんな言葉をいただきました。

「初レッスンは感動的でした。
Shiorineの素のままが彼女たちに伝わったからだと思います。」

とても嬉しいメッセージでした。

一方で、同じ日にいた男の子3人は「YouTubeを見ている方が良い」と言って参加してくれませんでした。
次回は、自然に参加したくなるような雰囲気を作っていきたいと思います。

やり始めたばかりで課題はたくさんありますが、子どもたちの素直な反応から私自身も多くのことを学んでいます。
これからも、フランス語を通して学ぶ楽しさを伝えていけたらと思います。

À bientôt 

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