10月のフランス語レッスン à 老人福祉センター早寿園

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Vous allez bien ?

昨日は老人福祉センター早寿園さんでのフランス語レッスンでした。

前回のレッスンで、ティサージュオリジナルのスキットを使ってカフェでの会話の聞き取りをしたので、今回は意味の説明と会話の実践です。

せっかくなので、皆さんも聞き取りにチャレンジしてみてください。

スキットはいつも私の幼馴染のAlexiaにお願いしています。多分子供たちが寝る前に、寝室で撮影してくれたのでしょう。
ありがとねー。

上手く聞き取れましたか?
正解はこちらです。

A : Monsieur, s’il vous plaît !
B : Tout de suite, Mesdames !
Alors, je vous écoute.
A : Un café, s’il vous plaît.
C : Et pour moi, un jus d’orange.

訳は
A
:ムッシュー、お願いします!
B:すぐに参ります!
では、お伺いします
A:コーヒーをお願いします。
C : 私はオレンジジュースを。

比較的簡単な会話ですが、” un jus d’orange “オレンジジュースが、皆さんちょっと聞き取りにくかったようです。
ちなみに、オレンジジュースは発音も難しいんですよね。
ティサージュの生徒さんたちもいつも苦労しています。

さて、会話意味の説明をしていた時のこと、ベレー帽を被った素敵なマダムJacquelineさんが、もう30年以上前のことだけど・・・と、初めてツアーでフランスに行った時に、ガイドさんが教えてくれたことをお話してくださいました。

フランスではとにかく« s’il vous plaît »「お願いします」を使ってください(おそらく買い物を想定されてのことでしょう)。
もし覚えられない人は「新聞くれ」で大丈夫ですよ!

え、「新聞くれ!」?
みんな大爆笑です。

でも確かに確かに、カタカナ読みで「シ・ル・ブ・プ・レ」と5音節で言うよりも、「新聞くれ」(シン・ブン・クレ)の方が3音節で、正しいフランス語の音節になります。
音節ってフランス語を話す上で、とても大切なことなので、少々発音が違っていたとしても、音節が同じ方が断然フランス人に伝わりやすいんです。

これはJacquelineさんに良いことを教えてもらいました。
今後音節のレッスンをする時には、このネタぜひ使わせていただきます!皆さんも、フランスに行く機会があったら、ぜひ試してみてくださいね。

音節については、私のこのブログの記事で詳しく書いています。興味がある方はぜひご覧ください。
中学3年生Lucaのゴールデンウィーク6日間・フランス語発音レッスン 〜Leçon 1 フランス語の音節〜

À la prochaine !

10月14日(金)フレンチcaféの参加者募集中です!
◆ 「ティサージのフレンチcafé」
日時:10月14日(金)15:00~16:30
場所:Le Breton ル・ブルトン
住所:福岡市中央区今泉2-1-65 メゾンドール今泉 1F
参加費1,500円(別途ワンオーダー制となります)
その他:「旅するためのフランス語」10月号のテキストをお持ちください
お申込み方法:このブログの「お問い合わせページ」からお申し込みいただくか、tissages2015☆gmail.com(☆を@に変えてください)ティサージュ置鮎までご連絡ください。
メールの返信が2日以内にない場合はエラーの可能性がありますので、お手数ですが再度ご連絡頂けますようお願い申し上げます。

ティサージュルームでのグループレッスンを再開しています。

また、オンラインレッスン、ティサージュルームでの個人レッスンも行っています。
お気軽にお問い合わせください。


旅するためのフランス語 ” Une entrée pour l’exposition, SVP “

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Vous allez bien ?

先日から新しく始まった「旅するためのフランス語」のLeçon 1ご覧になりましたか?

レベルが上がると言うことで、どんな感じになるんだろうと楽しみにしていましたが、内容に工夫がされていて期待以上でした。
Monsieur千葉、良いムードメーカーになっていますね。
おじいちゃんのモノマネのフランス語には、思わず笑ってしまいました。
先生たちもおっしゃっていましたが、普通にフランス語を話すより上手かも(笑)

さて、今シリーズでは短い”dialogue”ディアローグでの勉強が主になっています。
Leçon 1は

” Une entrée pour l’exposition, SVP. “「展覧会のチケットを1枚ください」
” C’est six euros. ” 「6ユーロです」

ここでPetite Shiorineの秘蔵コレクションが出て来ましたよ。

今日のトップ画像にあるものが« une entrée »入場券です。
これ、私が小学生の頃のものなんでよ。

フランスの小学校では、授業の一環として、美術館や名所に出掛けることが良くあるんです。
皆さんもフランスに訪れたときに、美術館などで子供達のグループに出会ったことがあるのではないでしょうか?

リヨンのMusée Guimet、私もこの博物館には、クラスのみんなと一緒に行きました。
母とそんな話を懐かしくしていたら、母がこういう屋外授業のことを、フランス語で ” plein air ” と呼んでいたと教えてくれました。
” Plein air ” は日本語で「野外の、屋外の」と言う意味があります。

80歳になる母ですが、意外なところで記憶力が良いのです!

当時、学校で何か特別なイベント毎などがあるときは、間違いのないように、先生やクラスメイトが、私の代わりにノートに書いてくれたり(私のアルファベットは特に初めの頃はミミズみたいで読解不能だったので・・・)母に直接伝えてくれたりしていました。
それで、母も記憶に残っているんじゃないかな。

トップ画像の写真はリヨンの郊外にある ” Musée de l’automobile Henri Malarte ” 自動車博物館です。
ナチス時代のヒトラーが実際に乗っていたメルセデスベンツの前で弟妹と一緒にパチリ。
フランスでは美術館や博物館には、とにかく良く出掛けていました。

10月14日(金)15時30分より、今泉のル・ブルトンさんで「旅するためのフランス語」のテキストを使った簡単な会話のレッスン「フレンチcafé」を行います。
テキストのディアローグを楽しく練習してみませんか?
ご参加お待ちしています。

À la prochaine !
Shiorine

◆ 「ティサージュのフレンチcafé」
日時:10月14日(金)15:00~16:30
場所:Le Breton ル・ブルトン
住所:福岡市中央区今泉2-1-65 メゾンドール今泉 1F
参加費1,500円(別途ワンオーダー制となります)
その他:「旅するためのフランス語」10月号のテキストをお持ちください
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メールの返信が2日以内にない場合はエラーの可能性がありますので、お手数ですが再度ご連絡頂けますようお願い申し上げます。

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また、オンラインレッスン、ティサージュルームでの個人レッスンも行っています。
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「ティサージュのフランス語プチレッスン」のホームページが出来ました。
*福岡のアットホームなフランス語教室 *「ティサージュのフランス語プチレッスン」*参加者募集中


Astrid et Raphaëlle 「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」が面白い!

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Vous allez bien ?

NHKで放映されている”Astrid et Raphaëlle” 「アストリッドとラファエル 文書係の事件録」ご覧になっていますか?

私は今このドラマに夢中です!

これまでフランス発のドラマって、私の記憶では日本で見たことがない。
生徒さん達も「韓流ドラマみたいに、フランスの面白いドラマがあったら、もっとフランス語を勉強するモチベーションが上がるんだけどなー」と言われていたのですが、今まで本当に何もありませんでした。

それが、先日たまたまInstitut Français Kyusyuに立ち寄った時に、この番組のフライヤーを見つけたんです!
おぉー!!!日本のテレビに革命が起きた!気分はそんな感じです。
早く生徒さん達に教えてあげなければ。

ただ、このドラマについて何の知識もなかったので、果たして面白いのかどうか謎。
しかも犯罪ミステリーなので、Netflixでやっている「エミリー、パリへ行く」のような、いかにもおしゃれなフランス〜的な物ではなさそうです。

こういう時に持つべきものは友。
フランス人の友人達に尋ねてみることにしました。

“Est-ce que tu connais cette série ?”
「このドラマ知ってる?」

日本のレトロゲーム好きのちょっとオタクなMathias君
“Je ne connais pas du tout”
「全然知らない」
あ、やっぱり・・・

トゥールーズに住む若者Alixちゃん
“Non, je ne connais pas mais ça m’intrigue du coup haha”
「いいや、知らないけど気になるな。ハハハ」
なるほど

幼友達のAlexia
“Oui, ce n’est pas mal.”
「うん、悪くないよ」

あー、やっと知っている人がいた!
いつも辛口のAlexiaが悪くないと言うことは、絶対に面白いはずです!
生徒さん達にも早速LINEでお知らせをしました。
フランスの面白いドラマが始まるので「出来れば吹き替えではなく、字幕で見るようにー!」

そして、このドラマは本当にフランス革命でした!
ストーリー良し、俳優陣良し、フランスの今の社会問題がてんこ盛り、今のフランスを知れる、とても面白いドラマです。
もちろんフランス語の勉強にもなるし。

このドラマを日本に持ってきてくれたNHKさんに心の底から感謝です。
実はシーズン1は残り1話なのですが、フランスでは今シーズン4が始まったばかり、日本でもシーズン2、3、4と見れるようになることを願っています。

最終回は10月2日(日)23時からです。
どうぞお見逃しなく!

À la prochaine !

10月14日(金)フレンチcaféの参加者募集中です!

◆ 「ティサージのフレンチcafé」
日時:10月14日(金)15:00~16:30
場所:Le Breton ル・ブルトン
住所:福岡市中央区今泉2-1-65 メゾンドール今泉 1F
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「旅するためのフランス語」で遊ぼう!ティサージのフレンチcafé再開します

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Vous allez bien ?

9月27日(火)から「旅するためのフランス語」が新しく始まりますね。

新シリーズでは、前回に引き続き千葉一磨さんが生徒役を努められます。
ここ数年「旅するフランス語」シリーズをずっと見てきましたが、2回続けて登場するのは常盤貴子さん以来。
千葉さんはインスタでも丁寧なフランス語勉強ノートを紹介されていて、しっかりフランス語を学ばれている姿にとても好感が持てます。
その努力が認められての続投なんでしょうね。

千葉さんの続投ということは、ここ数年とは違って、内容も少し進んだものになりそうで楽しみです。

新シリーズが始まることを機会に、ずっとお休みしていたル・ブルトンさんでの「ティサージュのフレンチcafé」を10月から再開します。
フレンチcaféでは以前のように、「旅するためのフランス語」のテキストを使って簡単な会話のレッスンを行います。

今回の「旅するためのフランス語」のテキストでは、短いディアログが毎回紹介されているので、このディアログを使って、実際に会話の練習をしていくのが楽しいかなと思っています。
もちろん発音もしっかりチェックさせていただきますよ。

実は私もNHKのスペイン語、イタリア語、ドイツ語などの「旅するための」シリーズをいつも見ているのですが、ドイツ語の発音はホント難しい・・・
いくらテレビの前で真似をしても、ちゃんと発音出来ているのか自分では分からないし、誰か教えてー!!!と叫びたくなります。

この自分の心の声を聞いて、もともと始めたティサージュの「旅するためのフランス語」レッスン、共感してくださる方がいれば嬉しいです。

普段は独学でフランス語を学ばれている方も、テレビとテキストで学んだことを、月に一度のティサージュcaféで、フランス語仲間と一緒に楽しく実践してみませんか?
他の方との交流も楽しみの1つです。
ル・ブルトンさんのまるでフランスにいるかのような空間で、美味しいスイーツを食べて、フランス語で会話をして、フランスに行った気分を思う存分味わいましょう。

1点だけお願いです。
NHK出版さんに問い合わせたところ、レッスンを行うには、受講者の方がテキストを持っていることが必須と言われましたので、各自テキストのご準備をお願いします。

また、「旅するためのフランス語」のテキストを使った個人レッスンも随時行っています。
テキストを買って自分で勉強し始めたけど、やっぱり誰かに教わりたいという気持ちにもなるかもしれません。
そういう時はぜひShiorineにご連絡ください。
対面式、オンライン形式どちらでも対応可能です。
夜のレッスンも行っています。

◆ 「ティサージのフレンチcafé」
日時:10月14日(金)15:00~16:30
場所:Le Breton ル・ブルトン
住所:福岡市中央区今泉2-1-65 メゾンドール今泉 1F
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À bientôt
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NHKまいにちフランス語入門編のテーマ曲を歌っているのは誰

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Vous allez bien ?

♪ Loin des vieux livres de grammaire Écoutez comment un beau soir ♪
古い文法書から離れて ある夜どのように・・・

NHKの「まいにちフランス語」の今シーズンの放送が、あと数日で終了ですね。
番組で紹介されたかどうかは定かではありませんが、この番組のテーマソング« Avoir et Être »は一体誰が歌っているのかご存知ですか?

私はこの曲を最初に聞いた瞬間に、これはもしかして彼?と思わずにはいられませんでした。

その人の名はYves Duteil(イヴ・デュテイユ)。

当時、子供の向けの歌のシンガーソングライターとして、とにかく人気があった人なんです。
私がフランスの小学校で音楽の時間に歌っていたのも彼の歌、日本に帰国する際に、友達がプレゼントしてくれたレコードも彼のもの。
レコードはもちろん今でも大事にしています。

Yves Duteilの穏やかで優しい歌声を聞くと、フランスの懐かしい思い出が蘇ってくるので、今でも時々ふと聞きたくなるんですよ。

フランスに留学していた頃、彼のコンサートに行くつもりだと同年代のフランス人の友人に話したら(結局そのコンサートはYvesが病気になって中止になってしまいましたが・・・)、「えー、信じられなーい!日本人だから許すけど絶対ありえない!」と言われたことがあります(笑)

20歳そこそこの若者が、由紀さおりのコンサートに行きたいんだと言ったような感じでしょうか?
その友人は特にロック系の音楽が好きだったので、あり得ない!と思うはずですよね。

そんな彼が2004年にリリースした« Avoir et Être »、このタイトルはフランス語の中でも代表的な動詞、英語でいうhavebe動詞のことですが、この2つの動詞の関係が、双子の兄弟に置き換えられて歌われています。
いかにもフランスって感じですよね、日本に文法のことを題材にした歌なんてあるかしら?

彼の代表曲は« Prendre un enfant »(子供を抱いて)です。

♪ Prendre un enfant par la main Pour l’emmener vers demain ♪
子供の手を取る 明日へと導いていくために

子供への愛情たっぷりのこの曲を、大変気に入った私の父。
日本に帰国後、誰も知るはずのないこの歌を、知り合いの結婚式に出るたびにこの歌っていたそうです。
確かにゆっくりしたテンポの穏やかな曲ではありますが、そんなに歌が得意な方ではなかったし・・・
うーんチャレンジャー・・・

私が大好きなのは”Le petit pont de bois” 小さな木の橋

♪ Tu te souviens du pont   Qu’on traversait naguère ♪
かつて僕たちが渡っていた橋を覚えているかい
小学校の音楽の授業で歌っていた曲、私も一生懸命歌詞を覚えて歌いました。
テンポの良い曲なので、みんなで元気一杯歌ったものです。
この曲を聞くと、
今でも教室の光景が思い浮かぶんです。

 

かなり古い曲ではありますが、フランス語を学んでいる方にはおすすめ曲ばかりです。
YouTubeやApple Musicでも沢山聞くことが出来ます。
興味がある方はぜひ検索してみてくださいね。

À bientôt
Shiorine

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今月のフランス語レッスン à 老人福祉センター早寿園

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Comment allez-vous ?

昨日は早良区の老人福祉センター早寿園さんでの、2回目のフランス語講座でした。

先月は皆さんの「発音がもっと上手になりたい」というリクエストにお応えして、音節についてのレッスンをメインに行いました。
帰り際に生徒さんが「先生、こういう授業をずっと求めていたんです。今日は本当に楽しかった!来月もレッスンに来るのが楽しみです。」と満面の笑みでおっしゃってくださって、涙が出そうになる程嬉しかった私、今月もそれは気合が入ります。

ということで、昨日のレッスンで生徒さん達に提案したことが1つあります。
少しでもフランス語の世界に浸っていただくために、フランス語のニックネームを考えてもらって、レッスン中はお互いにニックネームで呼び合ってはどうかと。

そうしたら、皆さん「楽しそう」と手を叩いて喜んでくださって、前半のレッスンで早速ニックネーム決めをすることにしました。

ただ、口々に「フランス人の名前を知らない・・・」とおっしゃるので・・・
一緒に練習したフレーズが “Quels sont vos acteurs préférés ?” あなたの好きな俳優は誰ですか?
これでフランス人の名前が思い浮かんでくるはず。

先頭を切ったのが唯一の男性の生徒さん、「ジャン・ギャバンが好きだけど、フランス語でどう言ったらいいのかな?」。
おっと、いきなり私の忘れていた俳優さんの名前が出てきました、戦前戦後のフランスの大スターですね。

どういう風に答えたら良いのかをみんなで考えて、”Mon acteur français préféré, c’est Jean Gabin.” と落ち着きました。

次に女性の方が”Mon actrice française préférée, c’est Catherine Deneuve.”
カトリーヌドヌーブ、こちらは現在も活躍中のフランス映画界の大御所です、「シェルブールの雨傘」の時の彼女こそ、絶世の美女と言えるでしょう。

次に出てきたのが “J’aime Anouk Aimée.” 私はアヌーク・エーメが好きです。
いいですね、違う表現の仕方が出てきました。
アヌーク・エーメ、あのダバダバダ〜でお馴染みの “Un homme et une femme”「男と女」に出ていた女優さんですね。

それからも大女優シモーヌ・シニョレSimone Signoret、今でもダンディーでかっこいいアラン・ドロンAlain Delon、彼の奥さんのナタリー・ドロンNathalie Delonなどが、そして俳優の枠を外すと、シャンソン歌手のイベット・ジローYvette Giraud、シャンソン好きな生徒さんによると、彼女は日本で一番有名なフランス人歌手らしいです。
てっきりエディット・ピアフEdith Piaffがそうなのかと思っていましたが、日本ではイベット・ジローの方が人気があったようですね。

最初はフランス人の名前を知らない・・・なんておっしゃっていましたが、脳がどんどん活性化されてきたようで、他にもイブ・モンタンYves Montant、マリー・アントワネットMarie-Antoinette、ピエール・カルダンPierre Cardin、クリスチャン・ディオールChristian Diorなどなどホワイトボード一杯に名前が上がりました。

そして、これらの名前を参考に、皆さんのニックネームが決定。

Jean
Nathalie
Manon
Anne-Sophie
Brigitte

素敵な名前が揃いましたね。

後半のレッスンでは、早速ニックネームを使いましたよ。
皆さん、名前を呼ばれるたびにちょっぴり恥ずかしそうでもあり、嬉しそう。

そんな中ムードメーカーのBrigitteさん(ちなみに彼女の名前はヨーロッパを代用するセックスシンボルと言われたBrigitte Bardotから来ています)に言われたのが「Shiorineみんなの名前を覚えるのが早い!私は自分の名前もまだうろ覚えなのに。」。
みんな大爆笑です。

最近自分で年取ったなぁと感じていましたが、私もまだまだ大丈夫と自信をつけてもらいました(笑)

こんな感じで9月の早寿園さんでのレッスンも楽しく終了。
来月は何をしようかな。

À bientôt
Shiorine

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Petite Shiorine フランスのデパートの思い出

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Comment allez-vous ?

イギリスを象徴するエリザベス女王がお亡くなりになり、時代の移り変わりを感じずにはいられません。
長きに渡って国民の心の支えになってきた女王に敬意を表します。

フランスのデパートと、イギリスにまつわるPetite Shiorineの思い出話をひとつご紹介します。

パリのデパート(この時は私の記憶が正しければギャラリーラファイエットではなくて、もう1つの大きなデパートPrintempsプランタンだったと思います)に家族で出掛けた時の事です。

売り場をぶらぶら歩いていると、どこからかとっても賑やかな演奏が聞こえてきます。
音の聴こえてくる方に、みんなで早足で行ってみると、

不思議な音色に、不思議な形の楽器、頭の上には長い長い帽子、そしてどう見てもスカート姿の男の人達。
幼い妹が「あの人たち男なのにスカート履いてる!」と言っています。
何もかもが初めての光景に一瞬で心を奪われました。

そして両親が、これはイギリスの伝統楽器のバグパイプで、男の人たちが履いているスカートはイギリス(厳密に言うとスコットランドでしょうか)の伝統衣装、タータンチェック柄が特徴だと教えてくれました。

初めて行ったフランスのデパートで、初めて出会ったイギリス文化は私の心に深く刻まれることになり、それ以来、今でもずっとバグパイプの音やチェック柄に愛着を感じています。

演奏の合間にたまたま休憩していた人たちを前に、父が撮ってくれた写真。
兄弟全員チェックの洋服を着ていたことに、今更気づいて笑ってしまいました。

À bientôt
Shiorine

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今日のレッスン・フランスのデパート「ギャラリーラファイエット」でフランス語 その3

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Comment allez-vous ?

さあ、フランス語の階数の言い方がわかったところで、いよいよギャラリーラファイエットのフロアへ足を運んでみましょう。

前回、前々回のブログはこちらからどうぞ

今日のレッスン・フランスのデパート「ギャラリーラファイエット」でフランス語を楽しむ

今日のレッスン・フランスのデパート「ギャラリーラファイエット」でフランス語を楽しむ その2

ギャラリーラファイエットには本館、メンズ館、メゾン館の3館がありますが、本館をちょっと覗いてみましょうか。

本館に一番多いのが “Mode femme” 、フランス式の数え方で0階、1階、2階、3階にその文字が見られます。
Femmeが女性を意味するので、これは言わずと知れた女性ファッション、日本で言う婦人服売り場のことですね。
日本語でモードというと、まず「流行」をイメージしますが、ここではファッションと訳した方が良さそうです。

私はギャラリーラファイエットで高級ブランド服は買ったことがありませんが、当時若者の間で流行っていたカジュアル服なんかは、学生時代に買った覚えがあります。

そうそう、その時誰に会ったと思いますか?(一度ブログに書いたことがあるような気もしますが、もう一度自慢させてください!)

当時の私は、学生時代に日本で見たフランス映画「グランブルー」が大好きで、フランスでもサントラのC Dを買ったり、ビーチ用の大判バスタオルを買ったりしていたのですが(30年近く経った今でも持ってます!)、なんとエンゾ役のJean Renoジャン・レノがスレンダーな彼女さんと一緒に買い物をしていたんです。
二人とも長身でお似合いのカップル、きゃー、さすがパリ!!!と興奮したものの、周りのフランス人は気づいていないのか、日本人みたいに芸能人に騒ぐ国民性でないのか、みんな素知らぬ顔です。
私もプライベートな時間にお邪魔しては悪いので、しれっと近くを横切った後、遠くからじっと彼の姿を目に焼き付けておきました。
いやぁ、ホントカッコよかったです。

私の思い出話はここまでにして、次に皆さんが気になるものと言えば、バッグ売り場でしょうか?
フランス語で革製品や革製品のお店のことを “maroquinerie” と言います。
ちょっと聞きなれない言葉ですが、フランスの隣国 “Maroc” モロッコから来ている言葉です。
かつてモロッコはフランスの支配下に置かれていたことがあるので、大勢の革職人がモロッコからフランスに来ていたとか、そんな歴史が隠されているんだと思われます。

それからそれから、やっぱりコスメは外せませんよね?
フランス語で「美しさ」を意味する”beauté” がコスメ売り場になります。

“Beauté”という言葉は資生堂のクレ・ド・ポー ボーテ(Clé de Peau Beauté)で聞いたことがある方もいると思います。クレ・ド・ポー ボーテ「肌の鍵」を意味するブランド名だと紹介されています。
“Clé” が鍵、”peau” が肌、そして”beauté”が美しさです。
ちなみにフロアガイドでは”beauté”と短縮されていますが、化粧品は”produits de beauté”又は”cosmétiques”と言います。

本館には他にも色々な売り場がありますが、1つ注意しなくてはならないのが、”accesoires”です。
文字を見てアクセサリーのことかな?となんとなく想像がつきますが、日本語でアクセサリーと言うとネックレスやピアス、指輪などを想像しますよね。
フランス語では”accesoires”はベルト、手袋、スカーフなどのファッション小物のことを指します。

そしていわゆるアクセサリーは”bijouterie”宝飾店、”joillerie”宝石店と言う言葉が使われます。
日本語であまり使わない言葉なので(私が)、なんだか紛らわしいですが、宝飾店には主に金属製アクセサリーが、そして宝石店には宝石を使ったアクセサリーが売られているそうです。

レッスンの時には、生徒さんにまず単語を読んでもらって発音チェック、そして意味を想像してもらいます。
1つずつ丁寧に見ていくことで、今までうろ覚えだった単語をしっかり覚えることが出来たり、自分の語彙力が増えていることに気づいたり、生徒さんたちも喜んでくださっています。

写真はギャラリーラファイエットのレストラン階からの景色。
パリらしくてとても好きです。

次回ももう少し売り場の散策を楽しみたいと思います。

À bientôt
Shiorine

 

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今日のレッスン・フランスのデパート「ギャラリーラファイエット」でフランス語 その2

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Comment allez-vous ?

前回の日仏の階数の違いのややこしいお話、理解していただけましたか?

今日載せている写真はデパートのものでなくて、確かモンパルナス駅?で撮った写真ですが、ここにも1、0、−1の数字が並んでいるのがお分かりでしょうか。

ちなみに、生徒さんから質問があって、世界中の国に住んだことがある友達に聞いてみたら、イギリスやフランスでは0階が存在しますが、アメリカでは日本と同じ数え方だそうです。
アメリカの占領下や、日本のようにアメリカの影響を受けた国はアメリカ式の言い方なんですね。
階数の数え方1つで、世界の歴史が見えて来ます。

では、フランス語の解説です。

ギャラリーラファイエットの階数は以下の通りです
Premier sous-sol 地下1階
Rez-de chaussée 1階
Premier étage  2階
Deuxième étage 3階
Troisième étage 4階
Quatrième étage 5階
Cinquième étage 6階
Sixième étage  7階
Septième étage   8階

Premierは日本でもプルミエホテルなど、ホテルの名前やお店の名前に使われていることがあるので、なんとなく覚えやすいかもしれません。「1番目の」という意味があります。
Sous-solのsousは「〜の下に」という前置詞で、solは「地面、床」です。
Premier sous-sol、地面の下にある1番目、地下1階です。

Rez-de chaussée、chausséeが車道、rezには水平という意味があるそうなので、車道に面した階とでも言うべきでしょうか、面白い呼び方です。
これが1階になります。

0階は数字の0ではなくて、RCと書かれていることもよくあります。
フランス語を全然知らない人にとっては、きっと謎の文字でしょうね。

続いて地下1階にも出てきたpremierは1番目の、étageが階。
Premier étageこれが、間違えないでくださいね、2階です!

ちなみに地下の場合はétageはつきませんのでご注意を。

Deuxièmeは2番目の階で3階
Troisième3番目の階で4階
Quatrième4番目の階で5階
Cinquième 5番目の階で6階
Sixième6番目の階で7階
Septième7番目の階で 8階

以上が階数のフランス語です。
日本式から1つ引くだけですが、やっぱりややこしいですよね。

ただ、気づいたのですが、私たちが階段を登る時って、どうやって数えますか?
スタート地点が0で、1段上がったところが1、2段あがった所が2ですよね?

あら、これってフランス式じゃないの?

皆さん、フランスに行ったときは、階数じゃなくて、階段をイメージすることにしましょう!

カタカナのふりがなをふると、フランス語とはかけ離れた発音で覚えてしまうことになるので、あえてつけていません。
正しい発音が知りたい方はぜひティサージュのフランス語プチレッスンへお越しください。
フランス帰国子女のShiorineが丁寧にお教えします。

次はいよいよ、フロアを探検してみましょう。
皆さんはフランスのデパートで何が買いたいですか?

À bientôt

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今日のレッスン・フランスのデパート「ギャラリーラファイエット」でフランス語

Bonjour à tous. C’est Shiorine.
Comment allez-vous ?

今日のレッスン。

先月からレッスンでデパートでの買い物の会話の練習をしています。
せっかくなら、実際フランスに行った時に活用できるために、パリの”Galeries Lafayette”(ギャラリーラファイエット)の売り場を生徒さんと一緒に訪れてみることにしました(もちろんネット上で)。

フロアガイドのリンクを貼っておきますので、良かったら皆さんも一緒に見てみてください。
https://fr.map-of-paris.com/plans-commerces/plan-galeries-lafayette-haussmann#&gid=1&pid=1

ギャラリーラファイエットは地下1階から8階までありますが、フロアマップには上から7、6、5、4、3、2、1、0、−1と数字が載っています。

ん?日本と何か違うのに気づきましたか?

そう、フランスの階数には「0」があるんです。

どういうことかと言うと、フランスでは日本式の1階を0階とみなします。
なので、日本の1階が0階、2階が1階、3階が2階・・・と日本とは呼び方が1つずつズレてしまうんです。

フランス式は日本の数え方から、数字を1つ引けばよいだけなのですが、とっさにはなかなか計算できないんですよね(数字の苦手な私は、このブログを書いている今でも頭の中がパニックです)。

これって、フランスに行った時も本当に困るんです。
実際生徒さんたちとパリのアパルトマンに泊まった時に、私たちは日本で言う3階(フランス式だと2階)に住んでいたのですが、エレベーターに乗るときに必ず間違えて3を押してしまうという・・・
1週間たった頃に、やっと慣れて迷わず押せるようになりました。
まあ、これも海外旅行の楽しさの1つとは言えますね。

さあ、日本とフランスには階数の考え方が違うということが分かった上で、次回はフランス語での呼び方の解説をします。

À bientôt

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