イロシマ・モナムール

先日フランス語プチレッスンの生徒さんが、BSで放送されていた「二十四時間の情事」を見て、「お仕事は?と言う言葉が聞き取れました(≧▽≦)♡☆」と嬉しいメッセージが届きました。

去年の6月からレッスンを始めたばかりの生徒さん。
フランス語は全くの初心者でしたが、半年以上経つと語彙力も増えてくるし、耳もずいぶんとフランス語に慣れてこられました。
文法のレッスンも受けてくださるそうで、フランス語力がアップするのがますます楽しみですね。

さて、タイトルにある「イロシマ・モナムール」と言うのは「二十四時間の情事」の原題です。
この映画はフランスの有名な小説家マルグリット・ドュラス脚本のモノクロのフランス映画で、被爆地広島を舞台に、第二次世界大戦で心に傷を持った男女が織りなすドラマを描いた作品です。
で、なぜ「イロシマ」かと言うと、フランス語にはhの発音が存在しないので、フランス人はハヒフヘホの発音が出来ません。
なので、ホテルはオテル、ハリウッドはアリウッド、日本語のヒロシマももちろんイロシマとなるのです。
ちょっと間抜けな感じもしますが(失礼しました)、hの存在を知らないのですから当然のことなんですよね。

来月から始まる文法のレッスンでは、まずはこういうアルファベットの読み方から学んでいきます。
会話が出来るようになれば良いので、文法は必要ないわ、と思っていらっしゃる方も多いと思います。
ただ、最初の5回コースはこういったアルファベットの読み方や、フランス語のアクセント、発音の決まり事などをじっくり学びますので、最初だけでも受けられると良いかもしれませんよ。

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